こんにちは。頭文字Dです。
今日から、中学2年生理科「電流のはたらき」について説明していきます。
この単元はどの教科書も「静電気」「電流」「磁界」の3章から成り立っています。
多くの教科書は「静電気」から導入していくことが多いのですが、このブログでは「電流」の単元から説明していきます。
どうして電流から説明するのでしょうか?
それは
電流が一番難しいと思われている
からです。
実際、「電流なんて見るだけで嫌!」と思っている中学生(大人も)たくさんいます。
しかし、実際は
コツがわかれば、満点が取れる領域
でもあるのです。
なぜか?
天気の単元の「日本の四季の天気」でも説明したことと同じことが言えるからです。
難しい内容の問題はワンパターン
例えば、多くの人が難しいと感じるオームの法則の計算。
ほとんどの場合、次のことが言えます。
2桁のかけ算、割り算ができれば何も難しくない
のです。
では、なぜ難しいと感じる人が多いのでしょうか?
それは次のような理由からです。
いくつかの知識を組み合わせて考えなければ、立式ができないから
電流の計算をするのには、ある程度の知識が必要です。
その知識とは、
①オームの法則の公式
②直列回路と並列回路の見極め
③直列回路に流れる電流・電圧
④並列回路に流れる電流・電圧
⑤2つの抵抗の直列つなぎの合成
⑥2つの抵抗の並列つなぎの合成
くらいです。意外と少ないと思います。
「でも、組み合わせが難しいんでしょ?」という人もいるでしょう。
確かに、組み合わせ方は無限にあるように思えます。
しかし、
組み合わせる順番がある
のです。
みんな、それを習っていないのです。
パッと見て問題が解ける人は、その順番を意識していないのです。
意識していない人に、どのように解いたのか聞いても教えてくれません。いや、正確には「どうやって解いたか、本人もわからない」からです。
この講座では次のことを中心に説明していきます。
①どのような順序で考えればよいのか
②それぞれの知識をどのように覚えていくか
③知識と知識をどのように組み合わせていくか
④どのようにすれば計算を間違えないですむか
・・・・
どれも大切なことです。
しかし、一番大切なことは
電流の計算は難しいという、先入観を持たないこと
なのです。
だから私は最初にこう書きました。
コツがわかれば、満点が取れる領域
と。
負の先入観を持ってしまえば、やる気が起きません。やる気がなければ勉強する気になれません。
勉強をしないのだから、成績は伸びない。
成績が伸びないから、勉強が面白くない・・・。
何もいいことありませんね。
やはり、勉強ができるためには
「自分はなんだかできそうな気がする!」
という、自己肯定感が必要なのです。
だから私は、最初に「コツがわかれば、満点が取れる」と書いたのです。
具体的な内容については、次回からすこしずつ説明していきます。
今日の一番大切なことはこれです。
電流なんて怖くない!
この気もちを持って、次からのブログをごらんください。
きっと、伸びていくことでしょう。
今日はこの辺で終わりにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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