こんにちは。頭文字(あたまもんじ)Dです。
これから中学2年生理科 天気の単元について、何回かに分けて説明していきます。
最初に、天気の単元を理解するコツを紹介します。
それは、
日常生活の感覚と、中学校で学習する内容はかけ離れている
ということに気づくことです。
いつも見ている天気予報のイメージで勉強していくと、内容がわからなくなります。
驚いたかもしれませんが、これが現実です。
みなさんは、天気予報を見るときにどのようなことを気にするでしょうか?
「雨は降るかな。傘を持っていこうかな?」
「気温は何度かな?半袖にしようかな?」
といったところではないでしょうか?雨が降るか降らないか、気温は何度かが一番興味があるところだと思います。
しかし、中学校の理科ではほとんど関係ありません。
中学校の理科で気温が出てくるのは
「晴れた日の14時頃に気温は最高になり、夜明け前が一番低い」
「寒冷前線が通過すると気温が下がる」
「温暖前線が通過すると気温が上がる」
くらいです。あまり、気温は大切ではないのです。
これに対して、雨についてはもう少し詳しく勉強します。
「雨の記号は●」
「低気圧がくると雨が降りやすくなる。高気圧では晴れやすくなる。」
「寒冷前線付近では激しい雨が短時間降る」
「温暖前線付近では穏やかな雨が長時間降る」
などです。気温の話よりは重要度は上です。
しかし、雨にしてもこの程度なのです。
日常生活で一番関心があることがこれくらいしか出ていないのであれば、どのようなことを学習するのでしょうか。
それは
水の動きと空気の動き
なのです。はっきりいってこの2つが内容の8割くらいをしめています。
逆に言うと、天気の単元は水の変化と風の吹き方について理解すれば、だいたいできるということになります。
これから、天気の単元について説明していきますが、常に「水の動き」と「空気の動き」に気をつけて考えていってください。
そうすれば、理解がより深まるでしょう。
WordPress コメントの投稿者2020年12月16日 10:01 AM /
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